Syncro 〜第六章
それぞれの場所で、それぞれの時間が流れ始める。 祥子の再婚を拓に納得させようと、このみは浩平と画策するが、拓の時間は”あの日”から動き出せないままでいた…。 「変わらない思い」「変わっていく思い」。 「止まった時間」「流れる時間」。 狭間で揺れる心はやがて、散り散りになって引き裂かれて行く ――。
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